冬にエコキュートの不具合が増えるのはなぜ?異音・エラーが起きやすい理由と対処法

「最近、エコキュートからカタカタ音がする」「寒くなってからエラー表示が出るようになった」冬になると、こうしたエコキュートの不具合に関するお問い合わせが一気に増えます。実際、eco住まいるにも 冬場はエコキュートの相談・点検依頼が多くなる時期 です。
このコラムでは、
-
なぜ冬にエコキュートの不具合が増えるのか
-
異音(カタカタ音・振動音)の原因
-
寒い日に起きやすいエラーの正体
-
いざという時の対処法と、事前にできる予防策
を、専門的すぎない言葉で分かりやすく解説します。
冬にエコキュートの不具合が増える理由

エコキュートは、空気の熱を利用してお湯をつくる「ヒートポンプ式給湯器」です。そのため、外気温の影響を大きく受ける という特徴があります。
冬場に不具合が増えやすい主な理由は、以下の通りです。
-
外気温の低下により、機器に負荷がかかる
-
霜取り運転が頻繁に行われる
-
配管や部品が冷えて収縮する
-
お湯の使用量が増え、稼働時間が長くなる
夏と同じ感覚で使っていると、知らないうちにエコキュートに無理をさせてしまっていることも少なくありません。
冬に増える「異音」「カタカタ音」の正体
冬場に多いご相談のひとつが、「エコキュートからカタカタ音がする」というものです。
よくある音の原因
① 霜取り運転による音
外気温が下がると、室外機に霜が付きやすくなります。これを取り除くために行われるのが「霜取り運転」です。
この運転中は、
-
カタカタ音
-
ゴーッという風切り音
-
一時的な振動
が出ることがありますが、多くの場合は故障ではありません。
② 部品の収縮による音
金属や樹脂部品は、寒さで収縮します。その影響で、
-
パキッ
-
カタッ
といった音が出ることがあります。特に朝晩の冷え込みが強い日に起きやすい症状です。
③ 設置状況による振動音
基礎や架台、固定ボルトのわずかな緩みが、冬の振動で音として出てくるケースもあります。
寒い日に多発するエコキュートのエラー表示
冬になると、
-
突然エラーコードが表示される
-
お湯が沸かない
-
シャワーの途中でお湯がぬるくなる
といったトラブルも増えてきます。
冬場に多いエラーの原因
-
外気温低下による能力低下
-
霜取り運転の頻発
-
凍結による配管トラブル
-
給水・給湯圧の変化
エラーが出ると「壊れたのでは?」と不安になりますが、一時的な環境要因 が原因のケースも多くあります。
冬に増えやすい|メーカー別エコキュート エラーコード一覧
※下記は、冬場に表示されやすい代表的なエラーの一例です。実際の原因や対応は、設置環境や使用状況によって異なります。
Panasonic(パナソニック)
| エラーコード | 主な内容 | 冬に起こりやすい理由 | 対応の目安 |
|---|---|---|---|
| H16 | ヒートポンプ異常 | 外気温低下による負荷増大 | 一時的なら様子見、頻発時は相談 |
| U19 | 配管循環異常 | 凍結・霜付きによる流れ低下 | 繰り返す場合は点検推奨 |
| H20 | 圧縮機関連 | 寒冷時の起動負荷 | 音や振動が大きい場合は要相談 |
東芝(TOSHIBA)
| エラーコード | 主な内容 | 冬に起こりやすい理由 | 対応の目安 |
|---|---|---|---|
| H21 | ヒートポンプ異常 | 霜取り運転の影響 | 一時表示は様子見 |
| P10 | 循環系異常 | 配管内の流れ低下 | 再表示するなら相談 |
| E04 | センサー関連 | 気温差による誤検知 | 継続表示は点検 |
日立(HITACHI)
| エラーコード | 主な内容 | 冬に起こりやすい理由 | 対応の目安 |
|---|---|---|---|
| C19 | ポンプ循環異常 | 凍結・流量低下 | お湯が出ない場合は相談 |
| F12 | ヒートポンプ保護 | 低温時の負荷増 | 何度も出るなら点検 |
| C07 | 通信・制御系 | 寒暖差による一時的エラー | 消えない場合は要確認 |
コロナ(CORONA)
| エラーコード | 主な内容 | 冬に起こりやすい理由 | 対応の目安 |
|---|---|---|---|
| E07 | ヒートポンプ異常 | 外気温低下・霜付き | 頻発時は相談 |
| E12 | 循環不良 | 凍結・配管負荷 | 早めの点検が安心 |
| E03 | センサー系 | 気温差による誤作動 | 継続表示は確認 |
DAIKIN(ダイキン)
| エラーコード | 主な内容 | 冬に起こりやすい理由 | 対応の目安 |
|---|---|---|---|
| U07 | 水循環異常 | 凍結・流量低下 | 再表示するなら相談 |
| H11 | 通信異常 | 寒冷時の一時停止 | 消えない場合は点検 |
| U18 | ヒートポンプ保護 | 霜取り・低温負荷 | 異音を伴う場合は要相談 |
エラーコード+異音が出たら注意したいポイント
-
カタカタ音・振動音が以前より大きくなった
-
エラーが何度も繰り返し表示される
-
お湯の温度が安定しない・湯切れが増えた
👉 こうした場合は、
「冬だから仕方ない」で放置せず、一度相談するのが安心です。
エラーが出たときにまず確認してほしいこと
慌てて修理を呼ぶ前に、次のポイントを確認してみてください。
-
エラーコードをメモする
-
ブレーカーが落ちていないか
-
室外機の周りが雪や物で塞がれていないか
-
配管が凍結していないか
※無理なリセット操作や自己判断での分解は、かえって故障を悪化させる恐れがあります。
冬前にできるエコキュートの予防対策
実は、冬のトラブルは 事前の対策で防げるもの も多くあります。
-
室外機の周囲を整理する
-
配管の保温材を確認する
-
設定温度・湯量を見直す
-
定期的な点検を受ける
「問題が起きてから」ではなく、「起きる前に備える」ことで、冬も安心してお湯を使えます。
eco住まいるに相談が増える理由
冬場は、
-
異音が気になる
-
エラーが出て不安
-
お湯の出が悪くなった
といった理由で、eco住まいるへのお問い合わせが増えております。
私たちは、
-
すぐに修理が必要なのか
-
様子を見ても問題ないのか
-
設定変更で改善できるのか
を丁寧に確認し、改善が見られない場合、メーカーへ相談をします。必要以上の工事や交換はおすすめしていません。
まとめ|冬のエコキュートは「早めの相談」が安心
エコキュートはとても便利な設備ですが、寒さの影響を受けやすいという特徴があります。
-
冬に異音やエラーが増えるのは珍しいことではない
-
すべてが故障とは限らない
-
早めの確認・相談がトラブル防止につながる
「これって大丈夫かな?」と感じた時点で、ぜひ一度ご相談ください。また、長く、安心して使ってほしいので日頃のメンテナンスも大事です。eco住まいるは、佐賀県・長崎県を中心に、住まいの設備を安心して使い続けるためのお手伝い・サポートををしておりますので、お気軽にご相談くださいませ。



