スレート屋根に太陽光はのせられる?設置方法と注意点をやさしく解説
こんにちは!株式会社eco住まいるです。近年、電気代の上昇や環境意識の高まりから、住宅用の太陽光発電システムを導入するご家庭が増えてきました。特に、これから電気自動車(EV)を導入しようと考えている方や、災害時の備えとして自家発電を検討する方にとって、太陽光発電は非常に魅力的な選択肢です。しかし、実際に導入を検討されているお客様から、「うちはスレート屋根なんですが、太陽光って取り付けられるんでしょうか?」というご相談をいただきます。スレート屋根でも太陽光パネルの設置は十分可能です。このコラムでは、スレート屋根に太陽光発電を取り付ける方法について、工法の種類や注意点、よくあるご質問などを交えながら、わかりやすく解説していきます。
もくじ
スレート屋根とは?その特徴と太陽光設置との関係
まずは、スレート屋根について簡単にご紹介します。
スレート屋根の種類
スレート屋根とは、平らで薄い屋根材を重ねて葺くタイプの屋根のことです。大きく分けて以下の2種類があります。
化粧スレート(コロニアル・カラーベスト)
現在最も一般的なスレート屋根で、セメントを主成分にした屋根材です。
天然スレート
天然石を薄くスライスして加工したもの。高価で重量があるため、主に高級住宅で使用されます。
多くの一般住宅では「化粧スレート」が使われています。この記事では、こちらの化粧スレートを前提にお話しします。
スレート屋根に太陽光を設置する際の特徴
スレート屋根は表面がフラットで比較的軽量なため、太陽光パネルの設置に適しています。しかし、屋根材が薄く割れやすいという特徴があるため、取付には細心の注意が必要です。また、屋根材の下には「野地板(のじいた)」という構造材があり、ここにしっかり金具を固定できるかが重要なポイントとなります。
スレート屋根への太陽光設置の代表的な工法
スレート屋根に太陽光パネルを設置する際には
スレートアンカー工法(穴あけ方式)
工法の概要
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スレート屋根にドリルで穴を開けて金具を設置し、野地板にしっかりとビス止めします。
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その上に架台を設置し、太陽光パネルを取り付けます。
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穴を開けた箇所は、防水パッキンやコーキング処理をして、雨漏り対策を行います。
メリット
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安定性が高く、風や雪などの荷重にも強い。
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幅広い屋根形状に対応可能。
デメリット
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屋根材に穴を開けるため、施工ミスがあると雨漏りの原因になる。
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高い施工技術と丁寧な防水処理が必要。
ポイント
当社eco住まいるでは、施工後の保証もしっかり行っていますのでご安心ください。
当社での対応
eco住まいるでは、スレート屋根の状況をしっかりと現地調査した上で、工事を行います。
よくあるご質問
Q. 屋根に穴を開けるのって不安なんですが…
確かに、穴を開けることに抵抗を感じる方は多いです。ただ、正しい防水処理と経験豊富な施工者が対応すれば、基本的に雨漏りの心配はありません。
Q. スレート屋根が古くなっているんだけど大丈夫?
屋根材の劣化具合によっては、太陽光パネルの重みや施工中の作業でひび割れや破損が起きやすくなります。このような場合は、先に屋根の塗装やカバー工法による補修を行うことをおすすめします。eco住まいるでは、太陽光と合わせて屋根のリフォームもご提案可能ですので、お気軽にご相談ください。
Q. スレート屋根の工事ってどれくらいの費用がかかるの?
太陽光パネル本体の費用に加え、スレート屋根特有の金具・施工費が加わるため、1kWあたり25〜30万円前後が相場となります(※設置条件により前後します)。さらに、長期的な利益や電気代削減効果を見越すと、数年で初期費用は回収できるケースも多いです。
eco住まいるの安心ポイント
最後に、スレート屋根に太陽光を設置する際にeco住まいるが選ばれている理由をご紹介します。
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✅ 徹底した現地調査と屋根診断
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✅ 設置後も安心のアフターフォロー/保証制度完備
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✅補助金や自治体制度にも精通/手続き代行OK
お客様の大切なお住まいを守りながら、長く安心して使える太陽光システムをご提供いたします。
まとめ
スレート屋根でも、しっかりとした施工を行えば、太陽光発電の設置はまったく問題ありません。屋根の状態や形状に応じて適切な工法を選び、安心・安全な設置を行うことが大切です。eco住まいるでは、お客様一人ひとりの住まいに最適なご提案を行っております。まずはお気軽にお問い合わせ・無料診断をご利用ください。スレート屋根のご自宅でも、「太陽の恵み」を最大限に活かす暮らしを、私たちと一緒にはじめてみませんか?