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豆知識

太陽光で家計も安心!自家消費の魅力とは?

はじめに

ここ数年、電気代が年々上昇していると感じていませんか?電力会社の電気料金単価は、燃料費の高騰再エネ賦課金の増加などの影響を受け、平均で10〜20%程度上昇しています。特にオール電化のご家庭では、エコキュートの使用やIH調理器、エアコンの稼働で日中の使用電力量が増えるため、家計への負担が大きくなっています。さらに夏のシーズンになるとエアコンの使用時間が増え、昼間の電力使用量が急増。特に昼間の時間帯は電力会社から購入する電気の単価が高いため、電気代が跳ね上がりやすくなります。

電気代の支払いが高くなったと感じるこの時期、少しでも電気代を抑えたいと考える方は多いでしょう。そこで今注目されているのが 「太陽光発電システムを利用し、昼間の電気を自家消費する」という方法 です。今回は、その仕組みやメリット、実際にどれだけ電気代が削減できるのかを具体的な数値を交えて解説いたします。

もくじ

オール電化住宅の人は再確認!オール電化の契約メニュー

オール電化はなぜ昼間の電気代が高いのか

電力の自給自足

太陽光発電の仕組みと「自家消費」とは?

太陽光発電の自家消費がオール電化住宅でおすすめな理由

太陽光発電の自家消費でどれだけ電気代を削減できるか?

まとめ:太陽光発電で昼間の電気代を抑える賢い選択を

 

オール電化住宅の人は再確認!オール電化の契約メニュー

ここで、オール電化住宅向けの電気契約単価を再確認しましょう。九州電力におきましてオール電化の電気契約メニューは「電化でナイト・セレクト」になります。

メリット

  • 時間帯や曜日によって料金単価が分かれているので、電気を使うタイミングで節電することができる
  • 平日は料金単価が高いため、お仕事や学校で平日ご不在が多ければ、電気代がお得になることも。

デメリット

  • 夜に比べて、昼間の料金単価が高い
  • 平日にご在宅が多い方は、電気代が高くなることも。

オール電化住宅が増えている今、上記の「電化でナイト・セレクト」契約の方が九州電力管内では多くいらっしゃいます。また、九州電力以外のオール電化住宅の電気契約メニューは基本的に昼間の電気代が高いというのは共通しています。

オール電化はなぜ昼間の電気代が高いのか

では、なぜ昼間の電気単価が高いのでしょうか。それは、基本的に昼間の電力需要が高いからです。需要が高い時間帯の電気単価が高い設定となっています。このような契約メニューの中、夏場になりますと、エアコンをたくさん使用されると思います。これだけ、暑いとエアコンなしには日中に自宅では生活することができませんよね。なので、どんどん昼間の高い料金単価でエアコンを使用することになります。そうすると、電気代がどんどん高くなります。多くのご家庭で、夏場になると電気代が高くなったというケースは多いかと思います。自宅にいる限り、夏になるとルームエアコンを使用することは、当たり前になっています。自宅だけではなく、職場や学校など、多くの場所でエアコンなしには、もはや夏を乗り切ることは難しくなってきました。夏の昼間はもちろん、夕方から夜まではエアコンを使用するのが当たり前の時代。そして、電気代が高騰する…これは、オール電化である限りどうしようもありませんよね。しかし、昼間の高い電気代単価の時だけでも、降り注ぐ太陽の光でエアコンの電力をカバーできたらどうでしょう?電気代が高騰する原因の太陽の光を、逆にエネルギーに変えてルームエアコンを活用します。太陽光発電で電力を作り、その電力でエアコンを稼働させます。とても素敵ですよね。

電力の自給自足

太陽光発電システムが設置しているご家庭では、夏の昼間の電力は、自宅で発電して、自宅で消費する。つまり電力の自給自足です。

太陽光発電の仕組みと「自家消費」とは?

太陽光発電システムは、屋根の上の太陽光パネルで太陽の光を受け、直流の電気を発生させます。その後パワーコンディショナで家庭で使える交流電気に変換し、エアコンや冷蔵庫、洗濯機など家庭内の家電製品で使用できる仕組みです。この「発電した電気を家庭内で使うこと」を 「自家消費」 と呼びます。太陽光発電の発電量は時間帯によって変わり、長崎県の晴天時の場合、午前9時頃から午後4時頃までが発電のピーク時間です。特に正午前後の午前11時〜午後2時頃には最大出力を発揮し、その時間帯に使う電気を自宅で作って賄うことができます。

具体的な自家消費可能時間
時間帯 発電量の目安 活用例
7時~8時30分 少量 洗濯機や掃除機
9時~16時 エアコン・調理・家事全般
11時~14時 最大 エアコン冷房
16時~17時30分 減少 夕方の使用電力

 

太陽光発電の自家消費がオール電化住宅でおすすめな理由

① 高い時間帯の電気を購入しなくて済む

電気料金は「昼間の時間帯(午前10時〜午後5時頃)」が最も高く、単価は1kWhあたり30円〜33円程度が一般的です。この時間帯に発電した電気を自宅で使えば、高い単価で電気を購入する必要がなくなり、その分電気代を削減できます。

② 夏場のエアコン使用時の電気代を抑制できる

夏場のエアコン冷房は日中に長時間使用するため、電気使用量が増加します。太陽光発電で発電した電気を日中のエアコン運転に充てることで、購入電力量を削減し、電気代高騰時期でも安心してエアコンを使用できます。

③ 日中に家事をする家庭こそ向いている

昼間の洗濯、掃除、料理など家事を行うご家庭では、使用する電気を自宅で発電して使えるため節約効果が高まります。

太陽光発電の自家消費でどれだけ電気代を削減できるか?

例えば、長崎県で 5kWの太陽光発電システム を設置した場合、年間の発電量は約 5,500kWh 見込めます。これを1ヶ月平均で考えると、458kwhとなります。多くのご家庭では、発電量のうち約30%を自家消費に利用します。つまり約150kwhが自家消費となります。日中の電力単価がおおよそ30円程度となりますので、150kwh×12ヶ月×30円=54,000円/年間の電気代削減が期待できます。もちろん太陽光発電システムは末長く利用することができます。期待寿命は30年間と言われていますので、30年間でトータル1,620,000円の削減が見込めます。何年で、元が取れるかというのも大事ですが、必ず元は取れるということは間違いありません。元がどのくらいで取れるかは、「太陽光パネルって何年で元が取れるの?」をご覧ください。

まとめ:太陽光発電で昼間の電気代を抑える賢い選択を

以上のことから太陽光発電を導入すると以下のメリットが生まれます。

  • 電気代が高騰している今、特にオール電化住宅では昼間の電気代削減が大きな課題
  • 太陽光発電を導入することで 午前9時〜午後4時を中心に昼間の電気を自家消費可能
  • 夏のエアコン使用時の負担を抑え、家計にゆとりを生む
  • 年間で54,000円の電気代削減効果が期待できる
  • 環境にもやさしい

いかがでしたか?これからもお家があるかぎり、エネルギー消費は必ずしますので、せっかくでしたら太陽の光を賢く使った、太陽光発電システムをご検討されてみてはどうでしょうか。少しでも、関心興味をお持ちになられたら、お気軽にお問い合わせください。最後まで、お読み頂きまして、ありがとうございました。

 

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